稲作の名人・水口さんは、どうしたら皆さんにおいしい安全な野菜・お米をお届けできるか、常に考えて工夫しています。
今回は、耕さない田んぼでの稲作りからヒントを得て、耕さない畑でナスを育ててみようと思い立ったのです。耕さないと、土が固く、植物は簡単には根がはれません。頑張って根を太くし、頑丈になれば土に入っていくことができるのです。
ですから、根っこは大きくなり、茎も頑丈になり、結果、野生的なナスができる、はずです。
筋書き通りに行くのか、ともかくやってみたのです。4月16日にうかがったとき、ナスはかなり大きくなり、花が咲いて、実をつけ始めていました。奥さんが大きな一つをもぎって、塩もみしただけで出してくれましたが、とても歯ごたえがあり、香りもよく、おいしいナスそのものでした。
ああ、出荷が待ち遠しい。あと1週間後くらいからお店に届くかもしれません。お早目のご予約がいいかも。